不貞行為を繰り返した夫に、慰謝料支払いを命じた判例

 

不貞行為を繰り返した夫に、 慰謝料支払いを命じた判例

 
東京高裁 昭和55.9.判決


●夫:会社員
●妻:詳細不明
●子供:3人(22歳・19歳・13歳)

結婚期間:16年9ヶ月
同居期間:16年9ヶ月
別居期間:なし



 いきさつ

夫は、婚姻前にも他の女性との間に子を作った。

結婚後も複数の女性と不貞行為を重ね、別の女性との間にも子をもうけた。

結婚16年目、問い詰める妻に対し暴行。

妻は夫の反省を期待して離婚届に署名して夫に見せるが、夫は妻の真意を解さず、離婚届を提出した。

妻は手紙などで再三復縁を求めるが、夫は他の女性と再婚。

妻が慰謝料1300万円を求めて訴訟を提訴。


 裁判所の判断

●離婚原因は、数人と不貞を重ねた夫にある。

●夫の独善的な行為が妻に与えた精神的苦痛には、慰謝料300万円が相当。
(判例時報)