不貞行為の妻からの離婚・財産分与請求と夫からの慰謝料請求を認めた判例

 

不貞行為の妻からの離婚・ 財産分与請求と夫からの慰謝料請求を認めた判例

 

 
東京高裁 平成3.7.16判決

 


●夫:54歳・元会社員・月収20万円
●妻:53歳・料理教室経営
●子供:2人(25歳・24歳)

結婚期間:約27年
同居期間:17年余
別居期間:9年8ヶ月

 



 いきさつ

結婚後、夫名義で土地・建物を購入。

妻は料理教室を開設・経営。

夫は結婚14年目に会社を退職、再就職せず、暴力を振るうようになる。

そのころから、妻が男性と密会・ともに旅行など2年間の不貞行為。

夫の暴力と嫌がらせなどから、妻は2人の子供を連れて家を離れ、別居。

妻が離婚と財産分与1000万円を求めて提訴。

夫は離婚が認められた場合の条件付反訴(予備的反訴)として慰謝料1000万円を請求

 裁判所の判断

●不貞行為の妻から夫への慰謝料200万円。

●夫から妻への財産分与700万円と認定。

(判例時報)